この度、根室市アジア圏輸出促進協議会(会長・石垣雅敏市長)は、コロナ禍でインバウンド消費が見込めない中、新たな海外販路開拓する場として越境ECの活用に向けた調査・研究を図る為、Youzan Japanの運営する越境ソーシャルEC(主にWeChatミニプログラムを活用)店舗「北海道商店」と連携し、新たに海外販路拡大に取組む市内企業のテストマーケティングの支援を実施することになりました。
Youzan Japanは、中国越境ソーシャルECプラットフォーム「Youzan」を日本企業向けに展開しており、中でも、北海道ブランドを生かした商品を中国で販売し、販路拡大を目指す北海道企業・店舗を応援する参加型(D2C)越境ソーシャルEC店舗「北海道商店」には、現在25社参加していただいています。
「北海道商店」は、地方創生を目指した中小地域企業の参加型店舗です。企業が北海道ならでは独自のブランドを確立し店舗を立ち上げるサポートをするだけでなく、近年ソーシャルECが急拡大している中国に向けて、WeChatミニプログラムを活用し、KOLやKOC※1と呼ばれるインフルエンサーを起用した観光や地域情報の発信含めたライブコマースを行えるようにサポートをしています。 現在、「北海道商店」はオープンから半年が経ち、ライブコマースでの総視聴者数は150万人以上を超え、販売実績もついてきました。
「北海道商店」では、WeChatなど中国最大のSNS上での広告配信、BtoCライブ販売、BtoBtoC卸販売等の商品プロモーション及び、市場調査、販売状況等分析が可能です。また、高額な初期費用を安価に抑え、物流・関税サービスをワンストップで提供が可能であるなど、アジア圏消費者に向けた根室市の高品質で安全な水産物等の輸出を促進するサポートを行います。
◇支援概要
◇お問い合わせ・申込先
株式会社Youzan Japan
担当者名:杉本
TEL: 03-6822-3011
Email:contact@www.youzanjapan.com/
※1 KOL(Key Opinion Leader)芸能人やトップアーティストなどフォロワー数が多く、商品を多くの消費者にリーチすることが可能です。KOC(Key Opinion Consumer)は、SNS上で経験を共有する一般消費者で、商品の特性や使い勝手などを実際の体験から分かりやすく、親しみやすい言葉で発信することで、ECにおいて影響力を有するようになってきています。