2023/02/14

デジタルペイメント

読み方

でじたるぺいめんと

用語解説

デジタルペイメントとは、いわゆる「電子決済」のことでキャッシュレス決済とも呼ばます。現金の受け渡しを行わずにデジタルデータの送受信によって決済する方式を指します。デジタルペイメントの支払い方式は主に3種類あります。プリペイド方式（先払い）はあらかじめ現金をチャージしておき、商品やサービスを購入するシステムでSuica・nanacoなどが挙げられます。ジャストペイ方式（即時払い）は、金融機関と連携して口座の残高を上限として決済する方法で、デビッドカード・インターネットバンキングなどが該当します。もう一つはポストペイ方式（後払い）で購入直後には支払いが発生せず、後から料金を請求されるシステムです。クレジットカードがその代表例です。近年、世界各国で急速に普及しているデジタルペイメントですが、キャッシュレス決済比率は、韓国が94,7％、カナダが62％、中国が60％と上位を占めるのに対し、日本は30％に留まっているのが現状です。（2021年経済産業省公表）デジタルペイメントのメリットは、消費者としては現金を引き出す際の手数料や時間を省くことができます。また、店側においてはレジでの精算処理の時間を短縮できるというメリットがあります。一方で店側には、システム導入時の初期費用や利用額に対する手数料が発生するなどのデメリットもあります。