2023/04/25
EC化率
読み方
いーしーかりつ
用語解説
EC化率とは、文字どおり店頭や通販を含むすべての商取引の中で、EC（電子商取引）の規模がどの位占めているかを表す割合を言います。それによって、国や産業別にどの程度ECの活用が進んでいるかが知ることができます。経済産業省が令和2年に公表したところによる日本におけるEC化率1位の業種は、物販系分野の「書籍・映像・音楽ソフト」とのことです。これらは、売れ筋以外にも少量多種のニーズがある品目であるため売り場や在庫を保有する必要性がないためECに向いている販売方法とも言えます。反対にEC化率が低い業種は「自動車・食品・医薬品」などで、これらは実物を確認したい商材であるためと考えられます。ちなみに世界規模で見てみると、中国が約50％と圧倒的なシェアを占めているのに対し、日本はわずか3％程度に留まっているのが現状です。
EC化率の使用例
2021年からコロナ禍の影響でEC化率の伸び率はやや落ちているものの、引き続き増加傾向にある。
